関尾史郎のブログ

購入（11/10/30）

塩野米松『聞き書き にっぽんの漁師』，ちくま文庫し-34-1，2009年11月，4-480-42654-3．

仙台駅のブックエキスプレスで．

志村嘉一郎『東電帝国 その失敗の本質』

文春新書810，2011年6月，4-16-660810-2．

昨日，仙台から新潟に戻る車内で読了．「本質」に迫っていると思いきや，近代日本電力事業史物語といったところ．当初，新潟日報は，柏崎原発の意見広告の掲載に否定的だったとか．

木村 汎・袴田茂樹・山内聡彦『現代ロシアを見る眼―「プーチンの十年」の衝撃―』

NHKブックス1162，2010年8月，4-14-091162-4．

昨日，仙台に向かう車内で読了．恥ずかしながら，シロビキとかオリガルヒとか，今までよくわからなかった用語にようやく区別がつけられるようになった．これからもプーチンの時代は続くことになったばかりだが，これからの「十年」?はどこへ行くのだろうか．

購入（11/10/29）

志村嘉一郎『東電帝国　その失敗の本質』，文春新書810，2011年6月，4-16-660810-2．
沢田健太『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話―知的現場主義の就職活動―』，ソフトバンク新書177，2011年10月，4-7973-6647-1．

紀伊國屋書店新潟店で．

購入（11/10/25）

木村　汎・袴田茂樹・山内聡彦『現代ロシアを見る眼―「プーチンの十年」の衝撃―』，NHKブックス1162，2010年8月，4-14-091162-4．
平野克己(監修)／(株)レッカ社(編)『日本人が知っておきたい「アフリカ53ヵ国」のすべて』，PHP文庫れ-2-29，2011年2月，4-569-76581-7．

生協で．

ジョン=へーガン／本間さおり(訳)坪内 淳(監修)『戦争犯罪を裁く―ハーグ国際戦犯法廷の挑戦―』(下)

NHKブックス1179，2011年5月，4-14-091179-2．

昨日と今日の2日間，仕事で山形を往復する車内で読了．後半の下巻は，スレブレニッツァの虐殺とフォチャの集団レイプ，そしてミロシェヴィッチ本人の三つの裁判への取り組みを扱う．スレブレニッツァの虐殺については，専著が出ているが，大部なので，買ったものの，まだ開いてもいない．ICTYの置かれた立場は，多谷千香子氏の解説に鮮やかである．

ジョン=へーガン／本間さおり(訳)坪内 淳(監修)『戦争犯罪を裁く―ハーグ国際戦犯法廷の挑戦―』(上)

NHKブックス1178，2011年5月，4-14-091178-5．
10月20，21日と東京を往復する車内で読了．ニュルンベルグから書き起こし，ICTY(旧ユーゴスラヴィア国際刑事裁判所)の設立に向けての動きと，初期の活動を扱う．著者はアメリカの社会学者で，ポイントは，ICTYの組織と人間関係についての，社会学的な関心からの分析．したがって旧ユーゴやそれに連なる勢力に対する政治学的なアプローチや，国際法や人権学からの被害者への救済が主題になっているわけではない．

「備前 末廣 学 展9―寒風大窯の作品を中心に―」

会　期：2011年10月22日(土)～10月30日(日)
会　場：工芸いま(中央区銀座7-17-5／03-3542-5707)
開　場：午前11時～午後7時

「工芸四人展」

会　期：2011年10月20日(木)～10月30日(日)
会　場：アートサロン環(新潟市中央区東出来島8-23／025-281-7252)
開　場：午前10時～午後6時

陶芸は，解良正敏・若林善一両氏．

和田春樹『これだけは知っておきたい 日本と朝鮮の一〇〇年史』

平凡社新書560，2010年12月，4-582-85560-9．

新潟とソウルを往復する機内で読み進み，昨日，復路で読了．日清・日露戦争から始まり，金正恩の登場までをテーマ中心に扱う．『坂の上の雲』批判や戦後の対応などがとくに印象に残った．通説を覆す新発見が随所に盛り込まれている．