2009年 02月 23日
佐野眞一『誰も書けなかった石原慎太郎』 |
講談社文庫さ-96-1,2009年1月,4-06-276247-2.
東京を往復する車内で読む進み,昨日ようやく読了.タイトル通りの本で,父親の石原潔の一生から書き起こすために,各地・各人に取材しており,さながら日本近代史の歩みに即した石原家史のような展開で,面白く600頁強を一気に読んだ.慎太郎夫人の父親の長兄は,横須賀に今でもある田丸屋(私はほとんど入ったことはないが)の創業者とか.石原が土俗的だという指摘はなるほどと思ったが,結局,石原って何なんだろう.
著者の佐野眞一(1947年~)は,ノンフィクション作家.『枢密院議長の日記』も新書としてはやけに厚かったが,本書も同じ.
東京を往復する車内で読む進み,昨日ようやく読了.タイトル通りの本で,父親の石原潔の一生から書き起こすために,各地・各人に取材しており,さながら日本近代史の歩みに即した石原家史のような展開で,面白く600頁強を一気に読んだ.慎太郎夫人の父親の長兄は,横須賀に今でもある田丸屋(私はほとんど入ったことはないが)の創業者とか.石原が土俗的だという指摘はなるほどと思ったが,結局,石原って何なんだろう.
著者の佐野眞一(1947年~)は,ノンフィクション作家.『枢密院議長の日記』も新書としてはやけに厚かったが,本書も同じ.
by s_sekio2
| 2009-02-23 07:04
| 読書