2006年 11月 28日
柴 宜弘『ユーグスラヴィア現代史』 |
岩波新書445,1996年5月,4-00-430445-8.
ようやく本日,読了.ボスニア内戦で叙述は止まっているが,近代から説き起こし,この地域がいかに多様であったのか,考えさせられる.20世紀前半に成立した王国の時代から,国民国家は虚構であったということか.ただボスニアのように,複数の民族が宗教の違いを超えて混在していた地域もあったことは重要である.
著者(1946年~)は,東京大学大学院総合文化研究科教授で,専攻は東欧地域研究・バルカン近現代史.
ようやく本日,読了.ボスニア内戦で叙述は止まっているが,近代から説き起こし,この地域がいかに多様であったのか,考えさせられる.20世紀前半に成立した王国の時代から,国民国家は虚構であったということか.ただボスニアのように,複数の民族が宗教の違いを超えて混在していた地域もあったことは重要である.
著者(1946年~)は,東京大学大学院総合文化研究科教授で,専攻は東欧地域研究・バルカン近現代史.
by s_sekio2
| 2006-11-28 23:17
| 読書