2013年 04月 26日
ユーゼフ・ロート/平田達治(訳)『果てしなき逃走』 |
岩波文庫赤462-1,1993年9月,4-00-324621-7.
奈良に向かう車内で読了.偶然だが,本書も第一次大戦とその後のロシア革命に翻弄されたユダヤ系オーストリア人の物語.著者の自伝的な要素もあるようだが,どこまでが虚構なのか,よくわからない.それはどうでもいいことだが,『とどめの一撃』といい,戦争と個人の関係をあらためて考えさせられた.自分の人生が自分のものでなくなってしまった時,人はどのようにその現実に向き合うことができるのだろうか.またどのように生きるべきなのだろうか,あるいは生きることができるのだろうか.どうしても生きなければいけないのだろうか.
奈良に向かう車内で読了.偶然だが,本書も第一次大戦とその後のロシア革命に翻弄されたユダヤ系オーストリア人の物語.著者の自伝的な要素もあるようだが,どこまでが虚構なのか,よくわからない.それはどうでもいいことだが,『とどめの一撃』といい,戦争と個人の関係をあらためて考えさせられた.自分の人生が自分のものでなくなってしまった時,人はどのようにその現実に向き合うことができるのだろうか.またどのように生きるべきなのだろうか,あるいは生きることができるのだろうか.どうしても生きなければいけないのだろうか.
by s_sekio2
| 2013-04-26 21:48
| 読書