2010年 05月 30日
高杉一郎『わたしのスターリン体験』 |
岩波現代文庫S170,2008年8月,978-4-00-603170-1.
昨日,上京する車内と青森への機内で読了.戦後シベリアに抑留された,エスペランティストである著者のスターリン遍歴.スターリンの言語政策への評価が絶望へと転換する軌跡を,デューイによるトロツキー擁護とその結末を織り交ぜながらたどる.ここでも,1937年が画期として描かれる.
著者(1908~2008年)は,編集者を経て,作家・翻訳家.
昨日,上京する車内と青森への機内で読了.戦後シベリアに抑留された,エスペランティストである著者のスターリン遍歴.スターリンの言語政策への評価が絶望へと転換する軌跡を,デューイによるトロツキー擁護とその結末を織り交ぜながらたどる.ここでも,1937年が画期として描かれる.
著者(1908~2008年)は,編集者を経て,作家・翻訳家.
by s_sekio2
| 2010-05-30 23:02
| 読書