2010年 04月 01日
東野治之『鑑真』 |
岩波新書1218,2009年11月,4-00-431218-5.
29~30日,新潟とソウル仁川を往復する機内で読了.やはり面白かった.いろいろな形で紹介されてきた鑑真について,著者がどう切り込むか,がポイントだが,著者ならではの博識・学識を駆使して,渡日までの鑑真と渡日後の鑑真(さらには鑑真以後も)に迫る.「渡日」自体ではなく,その前後にこそ問題の本質(鑑真の人物像と,日本仏教史における意義)があるということである.
著者(1946年~)は,奈良大学教授で,日本古代史・文化財史料学を専攻.
29~30日,新潟とソウル仁川を往復する機内で読了.やはり面白かった.いろいろな形で紹介されてきた鑑真について,著者がどう切り込むか,がポイントだが,著者ならではの博識・学識を駆使して,渡日までの鑑真と渡日後の鑑真(さらには鑑真以後も)に迫る.「渡日」自体ではなく,その前後にこそ問題の本質(鑑真の人物像と,日本仏教史における意義)があるということである.
著者(1946年~)は,奈良大学教授で,日本古代史・文化財史料学を専攻.
by s_sekio2
| 2010-04-01 12:43
| 読書