2007年 11月 15日
柘植久慶『断末魔の中国―粉飾決算国家の終末―』 |
学研新書017,2007年11月,4-05-403482-2.
日曜日に伊丹空港の売店で.ゲートで待っている間と機内でほぼ読み終わる.若干読み残した部分を本日読了.題名にインパクトがあったので,つい買ってしまったのだが,「中国人は,一か八かの勝負を張るのが大好きな民族性を有している」(70頁)とか,「「汚職」の二文字は,あたかも中国人の体質のように,不滅の存在となっている」(82頁)とか,「中国も「極悪国家」の一種」(142頁)といったようなくだりが随所にある.中国のプロテスタントが一億人を超えたという記述もある(135頁)が,根拠は示されない.所詮正確な統計などありえないが,それにしても根拠不明では,信用できない.
不安材料を並べ立てて,中国脅威論をぶつ.驚くべき経済成長を論じ立てて中国脅威論をぶつのと,見かけは正反対だが,実のところ同根である.著者(1942年~)は作家ということだが,これもフィクションか.
日曜日に伊丹空港の売店で.ゲートで待っている間と機内でほぼ読み終わる.若干読み残した部分を本日読了.題名にインパクトがあったので,つい買ってしまったのだが,「中国人は,一か八かの勝負を張るのが大好きな民族性を有している」(70頁)とか,「「汚職」の二文字は,あたかも中国人の体質のように,不滅の存在となっている」(82頁)とか,「中国も「極悪国家」の一種」(142頁)といったようなくだりが随所にある.中国のプロテスタントが一億人を超えたという記述もある(135頁)が,根拠は示されない.所詮正確な統計などありえないが,それにしても根拠不明では,信用できない.
不安材料を並べ立てて,中国脅威論をぶつ.驚くべき経済成長を論じ立てて中国脅威論をぶつのと,見かけは正反対だが,実のところ同根である.著者(1942年~)は作家ということだが,これもフィクションか.
by s_sekio2
| 2007-11-15 18:27
| 読書